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【世界を読む】中国人殺到「人間ドック」へ…“爆買い”合間の診察体験が今の流行 本国の“未熟”医療で拍車

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中国人殺到「人間ドック」へ…“爆買い”合間の診察体験が今の流行 本国の“未熟”医療で拍車

中国建国66年の国慶節を迎え、北京の天安門広場で国旗掲揚式を見る大勢の人たち。訪日する中国人の「爆買い」は日本経済を底上げしているが、買うだけじゃなく健康志向の「診る」ことにも関心が強まっている=10月1日(新華社=共同) 中国建国66年の国慶節を迎え、北京の天安門広場で国旗掲揚式を見る大勢の人たち。訪日する中国人の「爆買い」は日本経済を底上げしているが、買うだけじゃなく健康志向の「診る」ことにも関心が強まっている=10月1日(新華社=共同)

 今年も国慶節の始まりとともに来日した中国人が店頭に殺到し、さまざまな商品を大量に買い集める「爆買い」が注目を集めた。ただ、最近はその中国人の行動パターンにちょっとした変化が表れているという。日本旅行の際、「爆買い」だけに注力するのではなく「診察体験」を新たに加えるケースが出始めている。来日中国人らは“神薬”と呼ぶ日本の医薬品も大量買いすることが知られているが、中には観光旅行を楽しむ合間に「人間ドック」を受けるなど、トータルで200万円近くにもなるツアーで日本が世界に誇る健康診断を利用する富裕層もいるという。

内視鏡検査まで

 日本政府は成長戦略の一環として、医療ツーリズムを推し進めており、日本国内の医療機関を利用してもらうために中国だけでなく世界各国から日本に招き入れるようとしている。

 日本国内の旅行会社でもこうした動きを受けて、訪日プランの中に日本の医療機関での健康診断を組み入れるケースが出ている。中には全身PET-CT検査、頭部MRI、腫瘍マーカーなど人間ドック並みの検査項目がずらりと並ぶプランも用意されている。来日した中国の観光客は日本国内での観光や「爆買い」を満喫する合間にあらかじめ予約していた健康診断を受けるというわけだ。

 ある旅行会社のウエブサイトをみてみよう。「中国人・在日華僑のお客様限定」と銘打ったコースでは5日の滞在期間中、1泊2日で人間ドックを受診し、残りは東京などでの観光を楽しむ。その健診内容は問診から始まり、身体測定、尿検査、血液検査、胸部X線検査、消化器の内視鏡検査、腹部超音波検査など普通の人間ドックで受診できる内容と同じである。

5500億円の市場規模

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