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石清水八幡宮本社「これ以上ない名誉」と宮司 国宝に喜びの声

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石清水八幡宮本社「これ以上ない名誉」と宮司 国宝に喜びの声

国宝指定の答申を受けた石清水八幡宮本社。田中恆清宮司は「保存と公開に力を入れたい」と話す=京都府八幡市

 文化審議会が国宝新規指定を答申した石清水八幡宮本社(京都府八幡市)。願い続けた「やわたのはちまんさん」の“国宝昇格”に、関係者は喜びをかみしめている。

 武家の信仰があつかった石清水八幡宮。国宝に指定される壮麗な本社・社殿群は、織田信長や豊臣秀吉・秀頼らが修復や再興にかかわった。現在の社殿群は徳川家光の造り替えで、「八幡造(はちまんづくり)」の形式の本殿としては国内最古で最大規模を誇る。

 田中恆清(つねきよ)宮司(71)は「長い間、重要文化財から国宝への昇格を願っておりましたので、これ以上ない名誉」と喜び、「国の宝をお守りし、次代に引き継いでいくというもっと大きな責任が生まれたことになります」と気を引き締めた。

 一方、文化庁に提出された「石清水八幡宮本社調査報告書」をまとめた調査委員会の委員長を務めた永井規男・関西大名誉教授(建築史)も「大変喜ばしい」とコメント。「平安王朝が作り上げた神社建築の形式を今に伝え、近世初期の当時の最上級の工芸・技術が用いられている。それらの価値が認められた」とした。

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