産経WEST

「DAGASHI」を世界へ…メーカー連携、仏パリでPRイベント 「駄菓子の日」制定、夢は「無形文化遺産」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


「DAGASHI」を世界へ…メーカー連携、仏パリでPRイベント 「駄菓子の日」制定、夢は「無形文化遺産」

昔ながらの店頭にずらりと並んだ駄菓子=14日、大阪市平野区の「梅原商店」(門井聡撮影)

「日本の文化」

世界進出を模索する背景には、少子化の影響などで衰退傾向にある駄菓子産業の現状がある。お菓子は、コンビニエンスストアやスーパーで購入するのが一般的になった。「たくさんのお菓子から自分で選ぶ、駄菓子の文化に親しんだ世代は30代が最後。今の子供たちの思い出に駄菓子はないのでは」と秋山さんは危機感を募らせる。

 「駄菓子はさまざまな商品があることでそれぞれの個性が光る、共存共栄の独特な世界。大企業中心の欧米の菓子業界とは異なる、日本らしい文化でもある。ぜひ国内外の人にもっと駄菓子のよさを知ってほしい」と秋山さん。同会ではフランスでのイベントのほかにも、「DAGASHIの日」を制定したり、公式フェイスブックのページを立ち上げたりして、国内外へ発信。夢は「ユネスコの無形文化遺産への登録」という。

 ■駄菓子 「DAGASHIを世界用語にする会」によると、贈答用などに使われる高級菓子に対して、子供向けに作られた安価な一般大衆向けの菓子。関西では「上菓子」に対して「雑菓子」とも呼ばれる。江戸時代の発祥とされ、現在では主に10~100円程度で売られる。メーカーの多くを中小企業が占めている。

「産経WEST」のランキング