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危険ドラッグ規制強化で「大麻回帰」の動き 摘発急増…医療用ガス“代用品”で拡大も

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危険ドラッグ規制強化で「大麻回帰」の動き 摘発急増…医療用ガス“代用品”で拡大も

新たな危険ドラッグとして乱用が危惧されている「シバガス」。厚生労働省が取り締まりを強化している(同省提供)

 大麻事件の摘発者が急増している。警察庁によると、今年上半期で昨年同期比24%増の947人にのぼり、うち10~20代の摘発者は4割増だった。大麻から危険ドラッグに移行した薬物乱用者が、規制強化に伴い再び大麻に手を伸ばしているのが理由とみられる。一方で、吸い込むと陶酔感が得られる医薬用ガスが危険ドラッグの「代用品」として広まる兆しもあり、関係機関は対策に乗り出した。

■薬物求めさまよった末

 「危険ドラッグはないけど、大麻なら売れるよ」

 大阪・ミナミの繁華街で、大阪府箕面市の会社役員の男(42)は違法薬物の密売人からこう持ちかけられた。

 かつて「脱法ハーブ」の名称で若者を中心に急速に浸透した危険ドラッグは、使用者による交通事故や事件が相次いだことから、昨年4月の法改正で単純所持や使用が禁止された。

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