産経WEST

引き取り手のないワンちゃんネコちゃんに救いの手を 大阪・富田林市で出会いのイベント

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


引き取り手のないワンちゃんネコちゃんに救いの手を 大阪・富田林市で出会いのイベント

日本アニマルトラストの施設「ハッピーハウス」で暮らす車いすのイヌ

 能勢町の動物保護施設「ハッピーハウス」で暮らすイヌ、ネコたちに新たな飼い主との出会いを提供するイベント「しあわせになりたい会」が18日、富田林市の「大平和祈念塔」で開かれる。平成25年に改正動物愛護管理法が施行されて以降、自治体がペットなどの引き取りを拒否できるようになり、動物の引き取り先確保が難しくなっている中、昨年から同様のイベントを実施。この施設ではこれまでにイヌとネコ計約4500匹が里親に譲渡された。(嶋田知加子)

 施設を運営する公益財団法人「日本アニマルトラスト」(甲斐尚子代表)が主催。同施設には現在、飼い主に捨てられたり、死に別れるなど、さまざまな理由で引き取られた計約600匹のイヌとネコが保護されている。昨年はイヌ116匹、ネコ87匹を譲渡。見学会(要予約)やイベントを開いて里親を探してきた。

 この日は2~10歳のイヌ約20匹、ネコ約10匹との触れ合いを楽しんでもらうほか、日頃の活動内容や車いすに乗ったイヌとネコもパネルなどで紹介。活動への理解が得られれば後日、ハッピーハウスで引き渡す。

 広報の飛田俊さん(34)によると、「今年は交通事故による脊髄損傷や虐待で下半身不随になったネコが保護されるケースが多かった」という。ネコはペット服を嫌ったり、上下運動を好んで体もやわらかいといった特徴から、車いす装着は難しいとされるが、「ネコでもこういう方法で歩くことができるようになることを知っていただければ」と飛田さん。中には、体が不自由なイヌやネコたちを選んでくれた飼い主もいたという。

「産経WEST」のランキング