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【花形参上、愛を語る(3)】骨壺に入るまで修業です 歌舞伎俳優、片岡愛之助さん

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【花形参上、愛を語る(3)】
骨壺に入るまで修業です 歌舞伎俳優、片岡愛之助さん

 --歌舞伎という特殊な世界に入って戸惑うことはありませんでしたか

 愛之助 その前から子役として歌舞伎にも出演していたので、戸惑いはなかったですね。もし僕が、サラリーマンから25歳で転職して歌舞伎俳優になっていたら、これは大変やと思う。でも、どうしてみなさん、歌舞伎界を特殊だと思うんでしょうねえ。

 --名前を呼ぶとき「○○のおにいさん」と呼ぶとか、独特のしきたりがたくさんあるからかもしれません

 愛之助 でも、仕事の難しさ、大変さはどの世界も一緒ですよ

 --十三世に教わったことで印象深いことは

 愛之助 いまなら、聞きたいことは山盛りあるんですけど、当時はそんなにお役をいただいていなかったので何を聞いていいのかもわからなかった。でも歌舞伎に対する姿勢は教わりました。十三世は寝るとき以外は歌舞伎のこと考えていらっしゃった。どういう人に対しても態度の変わらない、本当に神様みたいな方でした。

 --十三世の当たり役、「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の菅丞相(かんしょうじょう、菅原道真)みたいです

 愛之助 先日、十三世のお墓参りに行ってきましたよ。実は、趣味がお墓参りなんです。実の両親のお墓にもよくお参りします。

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