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【笑顔をつなぐ】文美月(12)使われなくなったヘアアクセが雇用や奨学金に 「誰かの役に立つ」は変わらぬ思い

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【笑顔をつなぐ】
文美月(12)使われなくなったヘアアクセが雇用や奨学金に 「誰かの役に立つ」は変わらぬ思い

使われなくなったヘアアクセサリーと文美月さんのもとに届いた手紙。笑顔をつなぐ活動は、働くことへの動機にもなっている(南雲都撮影)

成長する自分と、変わらぬ自分

 リトルムーンはショップ・オブ・ザ・イヤーを3度受賞していますが、1度目「主婦1人のスタートでも必ずやってみせる」という意地が根底にあり、2度目は、業績転落後に「みんなでもう一度立て直そう」と踏ん張った結果。3度目は、企業の社会貢献活動が認められた成果でした。

 いずれの賞も、そのときどきの私自身の成長や変化を示していると思っています。

 「ネットショップは家でき、育児中の子供の側にいられる」

 「社会が変わるのを待っていられないし、もう不満を言いたくない。だから自分で自分の職を作る」

 結婚し、子供を産み、専業主婦だったころ、働きたいと起業したときはそう考えていました。

 日本社会はいま、母親の仕事復帰がスムーズではありません。子育てと仕事のバランスをどうするのか、と自問自答し、「就職口がないから」と諦めてしまう人は少なくないはずです。

 起業した当初と比べ、いまの私は確実に「変化」しています。

 「ヘアアレンジができてうれしい」。そう喜んでもらえること、女性の美の応援は何よりの活力です。同時に、使われなくなったヘアアクセを通じ、世界の多くの人の笑顔を増やす手伝いができることは、働くことの大きな動機なのです。

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