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【花形参上、愛を語る(2)】タレント養成所に通う小学生時代「運命の出会い」 歌舞伎俳優、片岡愛之助さん

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【花形参上、愛を語る(2)】
タレント養成所に通う小学生時代「運命の出会い」 歌舞伎俳優、片岡愛之助さん

 愛之助 ええ。ところが子役といえども、歌舞伎はひと月興行ですから、1カ月は学校を休まないといけない。しばらく続けていると勉強に支障が出てきました。別に役者になろうと思って入った世界ではなかったので、親と話し合って、やめさせていただくことにしたんです。

 --それなのに、なぜ

 愛之助 ある朝、楽屋にあいさつに回ったとき、後に父となる(片岡)秀太郎に、「お芝居好きか」と声をかけていただいた。「今月、終わったらうちに遊びにおいで」と言われ、当時の豊中のご自宅に両親と伺ったら、「この子、役者にしないんですか」と。実家の父は好きで会社を継いだわけではなかったので、僕には好きなことをさせたかったみたいでした。「やりたかったらやりなさい」と。

 --秀太郎さんに、どうして愛之助さんに声をかけたのかとお聞きしたら、「品のいい子で、雨の日も風の日もお稽古を休まなかったから」とおっしゃってましたよ

 愛之助 歌舞伎、好きだったんです。なんでこの人、顔が真っ白なんだろうとか、楽屋入りしたとき男の人なのに化粧して衣装をつけると、きれいな女性になるのも不思議でしたね。歌舞伎の世界ってテーマパークみたいだと思いました。子供が素直にきれい、おもしろいと思うということは、歌舞伎にはそういう力があるということ。でも当時は一生の仕事になると思わなかったなあ。

 --秀太郎さんとの出会いが2つ目の分岐点に

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