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「やる気がない」橋下市長がぶち切れ 大阪の3港湾統合、市議会否決で 

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「やる気がない」橋下市長がぶち切れ 大阪の3港湾統合、市議会否決で 

橋下徹大阪市長(頼光和弘撮影)

 大阪市議会は9日の本会議で、橋下徹市長(大阪維新の会代表)が提案した大阪府と市の港湾施設管理の統合に関する4議案を自民、公明、共産各党などの反対多数で否決した。「維新」対「自民を中心とした非維新」を軸に争う11月の知事、市長のダブル選告示まで1カ月を切り、両陣営の舌戦も過熱している。

 「結局、統合案件をやる気がないんですよ」。議場の橋下氏は、否決の様子を憤然とした表情で眺め、本会議終了後に記者団へ不満をぶちまけた。

 否決されたのは、大阪港と堺泉北港、阪南港の設備管理や振興計画策定などの権限を、府市で共同設置する府市港湾委員会に持たせ、一元管理させる議案。市側は、港湾戦略の意思決定を速め、国際競争力を強化できると説明する。

 これに対し、自民の山本長助市議は、市側の提案による統合効果を疑問視。市が府から事務委託などを受ける方式の検討を求めた。

 否決について、市長選候補のうち、本会議後に市議辞職願を提出した柳本顕氏=自民推薦=は「都構想ありきの対応だ」と橋下氏の姿勢を批判した。一方、橋下氏の後継候補の吉村洋文氏は「まず一歩を踏み出すべきだった」と語った。

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