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【浪花に舞い降りた紅天女(5)】現代に合う文化を生み出したい エンタメ施設を大阪にオープン 漫画家、美内すずえさん

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【浪花に舞い降りた紅天女(5)】
現代に合う文化を生み出したい エンタメ施設を大阪にオープン 漫画家、美内すずえさん

伊勢神宮と出雲大社で遷宮が行われた平成25年には、伊勢と出雲、大阪の葦を使った葦舟を建造し平和を祈願した=平成25年6月、大阪府東大阪市の枚岡神社 伊勢神宮と出雲大社で遷宮が行われた平成25年には、伊勢と出雲、大阪の葦を使った葦舟を建造し平和を祈願した=平成25年6月、大阪府東大阪市の枚岡神社

 平成24(2012)年10月に49巻が発刊された長編漫画「ガラスの仮面」。以来、ファンの間では、続編の出版が今か今かと待ち望まれている。が、「20年くらい前からラストは全部決まっているのに、たどり着けない」と作者の美内すずえさん。残念ながら続編の出版時期はわからないものの、美内さんは今年、新たな試みをスタートさせるなど、意欲的に活動の幅を広げている。  (聞き手 加納裕子)

 --7月20日、大阪市浪速区にエンターテインメント施設「アカルスタジオ」をオープンしました。どんな経緯ですか

 美内 平成11(1999)年の7月20日、大阪南港に、江戸時代に活躍した和船「浪華(なにわ)丸」が復元されて展示されたんですね。たまたま近くで開かれていた知人の展覧会を見に行ったら、お船が浮かんでいて。私は子供の頃から船が大好きで、昔の帆を張った帆船なんて形だけでもうっとり。後に実験帆走のときに乗せてもらい、船の中で知り合ったメンバーたちと12年から、大阪市中央公会堂で「浪速の古代史研究会」をやるようになったんです。大阪と大きな縁ができた海の日でした。

 --その後、大阪を拠点に葦舟を作る活動も始められました

 美内 その中心メンバーと葦舟作りを始め、15年3月に京都で行われた世界水フォーラムに葦舟を出品して話題になりました。そのメンバーに「ガラスの仮面」の劇中劇をミュージカルにしていただいていたご縁もあり、今度はエンターテインメントをやることになったんです。

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