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【浪花に舞い降りた紅天女(4)】「ラストは20年前から決まっている」 それでもたどり着けない「ガラスの仮面」 漫画家、美内すずえさん

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【浪花に舞い降りた紅天女(4)】
「ラストは20年前から決まっている」 それでもたどり着けない「ガラスの仮面」 漫画家、美内すずえさん

漫画家、美内すずえさん 漫画家、美内すずえさん

 長編人気漫画「ガラスの仮面」は当初、「虹の仮面」など夢のあるタイトルも候補に挙がっていたという。だが、「別の人間の仮面をかぶる役者は、ガラスのようにもろかったらだめ。どこまでかぶりつづけられるのか」。そんな思いを込めて「ガラスの仮面」に決まったと作者の美内すずえさんは言う。さて気になるのは続編。50巻はいつごろ…。

(聞き手 加納裕子)

 --次回作の予定は

 美内 「アマテラス」というSFのような漫画を5冊くらい出しているんですが、これの続きを。それと別に、ここ数年、取材を兼ねて日本中を回っていて、日本の超古代から現代に至るまでの日本の精神も…。しゃべりすぎるとネタばらしになりますね。

 --「ガラスの仮面」は平成24年10月の49巻発刊以来、続編が待たれていますがその後、なんでしょうか

 美内 いやいや、もうそろそろ描かないとまずいんで。それはまあ、ちゃんとやります。20年くらい前からラストシーンもラストのせりふも全部決まっているのに、まだたどり着けないこの不思議さ。物語の後半だと思って描いていた「紅天女(くれないてんにょ)」の章に入ってからがやたら長いんですよね。

 --「ガラスの仮面」は「紅天女」という演劇界の幻の名作をめぐり、主人公とライバルがそれぞれに主役の紅天女を目指すというストーリーです

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