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【衝撃事件の核心】21歳ホスト「今月は死ぬ気で!」テキーラ一気飲みで死亡 〝極貧生活〟の悲哀にじむ「飲酒コール」ノート

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【衝撃事件の核心】
21歳ホスト「今月は死ぬ気で!」テキーラ一気飲みで死亡 〝極貧生活〟の悲哀にじむ「飲酒コール」ノート

一気飲みで死亡したホストの遺品のノートには、覚えようとしていた「飲酒コール」が書き連ねられていた(遺族提供、一部画像処理しています)

 午前7時半ごろ、従業員が見ると、流星は顔面蒼白(そうはく)となり泡を吹いていた。慌てて人工呼吸をしたが反応はなく、同8時ごろ、現場リーダーが119番。病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。死因は急性アルコール中毒だった。

姫と王子のシャンパンコール

 連絡を受けて市内の病院に駆けつけた流星の父親は、目を閉じたままもう起きることのない流星と対面した。

 「なぜ突然…」。ホストをしていたことも知らなかった。状況を理解できず、ただ涙にくれた。

 流星は3人きょうだいの一番上。父親は「お兄ちゃんだが、幼いころは、私の膝の上でごはんを食べるような甘えん坊だった。涙もろく優しい子だった」と振り返る。

 だが中学のころに反抗期を迎え、高校を中退した後は三重県の工場に就職。父親とは次第に疎遠になっていったという。

 明確な時期は分からないが、工場を1年ほどで退職し、大阪に戻ってバーなどのアルバイトをしていたようだ。

 息子の身に一体何が起こったのか。流星が肌身離さず持っていた手のひらサイズの小さなノートに、そのヒントがあった。

 開くと飲酒コールや接客時の会話の流れ、ホストの心得などが手書きでびっしりと書き込まれていた。懸命に仕事を覚えようとしていたまじめな一面がのぞいた。

 その内容からは、客に酒を購入させ、ホストがそれを飲み干すというパフォーマンスが、売り上げにおいていかに重要視されていたかが分かったという。

 ノートにたびたび出てくる「シャンパンコール」の文字。流星は「今日はシャンパンコールが全然ダメだった」「シャンパンコールをがんばる」と、反省や目標を記していた。

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