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【浪花に舞い降りた紅天女(1)】「ガラスの仮面」誕生のきっかけは「阪田三吉」だった 漫画家、美内すずえさん

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【浪花に舞い降りた紅天女(1)】
「ガラスの仮面」誕生のきっかけは「阪田三吉」だった 漫画家、美内すずえさん

漫画家の美内すずえさん 漫画家の美内すずえさん

 昭和51年から現在も続く長編漫画「ガラスの仮面」で知られる漫画家、美内すずえさん(64)。大阪出身で、創作活動の原点には大阪の下町で過ごした幼少期の記憶があるという。大阪を拠点に、葦で作った原始的な船「葦舟」を制作する活動を続け、今年7月からエンターテイナーの育成や舞台・ライブイベントを行う「アカルスタジオ」を主宰する美内さんに、「ガラスの仮面」と大阪について語ってもらった。(聞き手 加納裕子)

 --大阪のご出身でいらっしゃるんですね。どんな思い出がありますか

 美内 甲子園のすぐそばで生まれ、1歳から大阪市西区の九条で育ちました。実家が床屋で、ラジオが鳴りっぱなしだったんですよ。落語や漫才をよく聞いていました。

 --落語家の故桂米朝さんのファンでいらしたとか

 美内 とにかく米朝さんが出てくると面白い。レコードが出るたびに買っていたので56枚あり、漫画のカラー原稿を塗るときは毎回、米朝さんの落語を聞いていました。何回も聞いて、一部擦り切れています。毎回、同じ所で笑うの。あほですよね。

 --漫画にも、米朝さんの影響がありますか

 美内 米朝さんは本当にストーリーテラーだと思います。間の取り方、伏線の張り方を自然に学びましたね。

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