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OB税理士に頼まれ虚偽報告書作成 大阪国税局、職員2人を処分 脱税で告発の高級クラブ経営会社めぐり

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OB税理士に頼まれ虚偽報告書作成 大阪国税局、職員2人を処分 脱税で告発の高級クラブ経営会社めぐり

 国税OBの税理士からの依頼で虚偽の調査報告書を作成したとして、大阪国税局は2日、国家公務員法に基づき、同局の男性職員(54)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

 大阪国税局によると、職員は大阪府内の税務署に勤務していた平成23年、国税OB税理士の求めに応じ、同税理士の顧問先の会社を担当していた調査官に指示して虚偽内容の報告書を作成させたという。作成に関わった調査官も訓告の処分を受けた。職員は国税局の調査に対し「心外だが処分は受け止めている」と話しているという。

 国税庁は同日、2人を虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで大阪地検へ書類送検した。

 関係者によると、この会社は大阪・北新地で高級クラブを経営するエヌスリードットワイ(大阪市生野区)。大阪国税局は今年8月、ホステスから徴収した源泉所得税を脱税したとして大阪地検に告発し、地検は所得税法違反罪で実質経営者の女性(52)を在宅起訴し、法人としての同社も起訴している。

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