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老人ホームで違法医療行為、容疑で元施設長ら22人書類送検へ 大阪府警

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老人ホームで違法医療行為、容疑で元施設長ら22人書類送検へ 大阪府警

 社会福祉士・介護福祉士法に基づく登録をせず、老人ホームの入所者に鼻から栄養剤を補給する「経管栄養」などの医療行為をしたとして、大阪府警羽曳野署は2日、同法や医師法違反の疑いで、大阪府羽曳野市の介護付き有料老人ホーム「グランパ羽曳野」の元施設長(43)や介護職員ら22人と、運営法人を近く書類送検する方針を固めた。

 同署によると、元施設長は「施設の運営上、仕方なかった」と容疑を認めている。介護施設での経管栄養などの医療行為をめぐり、立件されるのは全国で初めてという。

 同署によると、元施設長は平成25年1月~26年9月、入所者2人に約650回にわたり経管栄養をしたり、別の入所者2人に計約1360回、薬を注射したりする医療行為を職員にさせた疑いが持たれている。

 同署によると、施設の職員が昨年9月、羽曳野市に通報して不正が発覚した。経管栄養などの医療行為は従来、医師や看護師しか認められていなかったが、法改正を受け、24年4月以降は介護職員でも一定の研修を受け、事業所が都道府県知事に登録すれば実施可能になった。

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