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【経済裏読み】韓中“キムチ戦争”再燃か、韓国を席巻する中国産に危機感…10年前は「寄生虫の卵」検出で双方応酬

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【経済裏読み】
韓中“キムチ戦争”再燃か、韓国を席巻する中国産に危機感…10年前は「寄生虫の卵」検出で双方応酬

食材として世界的に認知度を上げているキムチ。さまざまな風味の商品も作られ、販売競争も激しくなっている(AP)

 韓国が誇るキムチ文化を守りたいとの思いは同国には強いが、中国産との大きな価格差の前にたじろいでいるようだ。

10年前にも「キムチ騒動」

 キムチをめぐる韓中の摩擦は、いまに始まったことではない。約10年前には、メディアで「キムチ騒動」「キムチ戦争」ともいわれる問題に発展した。

 中国産が増えてきた2005年秋、中国から韓国への輸入キムチから、寄生虫の卵が検出されたことが明らかになり、消費者がドン引きする事件が起きた。

 ところが、これに対して中国の検疫当局はなんと、韓国産のキムチや焼肉のタレなどから寄生虫の卵が見つかったと発表、関連する食品などの輸入禁止措置をとった。

 やられたら、やり返すのは、中国のお家芸。相手が弱いとみれば、ことさら拳に力が入るのか、たちまち経済摩擦を引き起こした。

 欧米メディアが新華社の情報として、「キムチ摩擦解消」と報じたのは2008年初めごろ。韓国側は中国産キムチの大部分を通関のサンプル検査対象にしていたが、これを通常ベースの10%に引き下げたことで、ようやく沈静化した経緯がある。

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