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【三重・高3女子刺殺】抵抗した痕見られず 逮捕の男子生徒とは遊び仲間、毎日のように一緒に昼食

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【三重・高3女子刺殺】
抵抗した痕見られず 逮捕の男子生徒とは遊び仲間、毎日のように一緒に昼食

女子高生の遺体が見つかった現場=29日午前、三重県伊勢市

 三重県伊勢市の山林で同県松阪市久保町の私立高校3年、波田泉有(はだ・みう)さん(18)が殺害された事件で、遺体からは抵抗した際にできる目立った外傷がないことが30日、捜査関係者への取材で分かった。殺人容疑で逮捕された同級生の男子生徒(18)が「頼まれてやった」という趣旨の供述をしているほか、波田さんが「死にたい」と口にしていたとの情報もあり、三重県警は慎重に捜査している。

 2人の同級生によると、男子生徒は波田さんと同じ高校の遊び仲間だった。波田さんらと5~6人で、昼休みに毎日のように弁当を食べ、休み時間にも集まって談笑していたという。

 捜査関係者によると、波田さんの遺体には、死因となった深さ約15センチの左胸の刺し傷1カ所以外に争ったり、体をかばったりしたような目立った防御創がなかった。司法解剖では刃が心臓まで達していたことや、死因が失血死だったことが判明している。県警によると、男子生徒と波田さんは事件当時2人きりだった。

 同級生や近所の住民によると、逮捕された男子生徒は「おとなしいタイプ」だったという。中学時代に卓球部で後輩だった男子高校生(17)は「卓球部では仲良しグループのまとめ役で、けんかの仲裁をするなどしていた。頼まれたからと言って殺すとは思えない」と話していた。

 波田さんと男子生徒が通っていた伊勢市内の高校では30日朝、生徒らが通常通り登校した。学校周辺には教員が立ち、「おはよう」「今日早いな」などと声をかけ、生徒の様子を気遣っていた。

 

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