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【ビジネスの裏側】ハロウィン目当てに訪日客…SNSが魅力を拡散、バレンタインと並ぶ1200億円市場

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【ビジネスの裏側】
ハロウィン目当てに訪日客…SNSが魅力を拡散、バレンタインと並ぶ1200億円市場

ハロウィン仕様にラッピングされたリーガロイヤルホテルのシャトルバス。女性運転手は魔女に扮している=大阪市北区(寺口純平撮影)

 リーガロイヤルホテル(大阪市)とホテルグランヴィア大阪(同)は、昨年までハロウィン仕様のケーキなどの販売にとどめていたが、今年は宿泊やレストランなどの企画にハロウィンを活用する。リーガロイヤルはブッフェレストランに幅約1メートルの巨大な「お化けカボチャ」を展示。JR大阪駅を行き来する無料シャトルバスにもラッピング装飾を施し、10月からは女性運転手が魔女に扮するなど来館時からハロウィンムードを盛り上げる。

 一方、グランヴィア大阪は10月、お化けや悪魔をイメージしたコース料理や宿泊プランを企画している。「女子会などを兼ねて料理を楽しんで」と福山篤史シェフ。10月の飲食の売り上げを昨年の5%増、特に力を入れたレストラン「リップル」は2割増の売り上げを見込む。2ホテルとも館内複数のレストランで展開し、インバウンド需要を取り込みづらい飲食の底上げにつなげる。

 SNSで魅力拡散

 一方、日本のハロウィンが国内外に広まった最大の要因といえるのが仮装グッズとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の存在だ。米国では子供だけが仮装しているのに対し、日本では若者を中心とする大人が魔女や吸血鬼などに扮して楽しんでいる。なかには米ハリウッド映画のキャラクターに扮する人もいて、その様子がSNSを通じて拡散。訪日外国人の注目を集めるきっかけとなった。

 SNSなどを利用している訪日外国人の意識について国土交通省が昨年12月に発表した報告書によると、ツイッター2万件の発信のうち、好感を抱く単語ランキングで「Halloween」は実に4位になっている。トップ3の「Japan」「Tokyo」「Kyoto」に次ぐ位置にいることを考えても、日本のハロウィンが外国人の関心をいかに集めているかが分かる。

 写真スポットも

 この人気に着目したアパレル会社や小売店は、仮装グッズの販売増に大きな期待をかけている。

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