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中内功さん没後10年 流通資料館が改装オープン 神戸の流通科学大

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中内功さん没後10年 流通資料館が改装オープン 神戸の流通科学大

中内功没後10年を記念して改装オープンした流通科学大学内の「流通資料館」。式典を前にダイエー1号店の模型を囲んで談笑する中内潤・中内学園理事長(中央)ら=神戸市西区

 神戸市西区の流通科学大で19日、大学創設者で、スーパー「ダイエー」創業者の中内功さん(1922~2005年)の没後10年を記念し、流通資料館の改装オープン式典が開かれた。キャンパスには献花台も設置され、中内さんをしのんで大勢の人が花を手向けた。

 中内さんは昭和32年、大阪市旭区の千林商店街にダイエー1号店をオープン。その後、流通業界のトップとなる売上高1兆円を超える大手スーパーへと成長させた。平成17年9月19日に83歳で死去。同大学は流通業界を担う若者を育てようと昭和63年に開学された。

 資料館は「流通業界の革命児」と呼ばれた中内さんとダイエーグループの足跡を映像や資料などで紹介。新たに1号店のハザード(電飾)も復元した。

 この日は、中内さんと交流が深かったUCCホールディングスの上島達司会長やフジッコの福井正一社長も訪れ、展示品に見入っていた。資料館は当面、予約制で開館は平日の午前9時~午後6時。

 また、82歳で運転免許を取得するなど「生涯 学習」を説き続けた中内さんにちなみ、一般向けの市民講座が55講座開講。キャンパスは学生や市民でにぎわったほか、大学のサイト上にもバーチャル献花台が設けられ卒業生やかつての従業員らから多くのメッセージが寄せられた。

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