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トモニ、大正銀行が経営統合最終合意 10年後、京阪神の貸出残高1兆円目標

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トモニ、大正銀行が経営統合最終合意 10年後、京阪神の貸出残高1兆円目標

経営統合会見で握手する(写真右から)トモニホールディングスの柿内慎市会長と遠山誠司社長、大正銀行の吉田雅昭社長=高松市のトモニHD本社

 香川銀行と徳島銀行を傘下に置くトモニホールディングス(HD、高松市)と、三菱UFJフィナンシャル・グループ系の大正銀行(大阪市)は15日、平成28年4月に経営統合することで最終合意したと発表した。トモニHDの傘下に大正銀が入り、四国と関西に展開する広域地銀が誕生する。10年後の京阪神での貸出残高を27年3月期の1・5倍にあたる1兆円とする目標も公表した。

 統合に合わせ、三菱東京UFJ銀行はトモニHD傘下の3銀行の顧客向けにATM利用料を無料とすることで合意した。トモニグループの銀行間でもATM利用料を無料とする。

 大正銀が12月18日に開く臨時株主総会で承認を得た上で、来年4月1日に大正銀の普通株1株に対しトモニHDの0・466株を割り当てる株式交換を実施して統合する。大正銀株の約20%の株式を保有する三菱東京UFJ銀は、トモニHD株の約2%を持つことになる。

 トモニHDグループの店舗数は計193となる。高松市内で記者会見したトモニHDの遠山誠司社長は「大阪はマーケットとして魅力がある。成長エリアとして(営業)人員投下を検討していく」と述べた。

 トモニHDの傘下銀行同士の合併については未定としたが、大正銀行の吉田雅昭社長は「合併すれば相乗効果が出るのは明らかだ」と意欲を示した。

 

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