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【登板】「岩田氏の遺志を引き継ぐ」堅実さ光る銀行出身者 任天堂新社長 君島達己氏

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【登板】
「岩田氏の遺志を引き継ぐ」堅実さ光る銀行出身者 任天堂新社長 君島達己氏

会見後、記者らの囲み取材に答える任天堂の君島達己新社長=14日、大阪市中央区の大阪取引所(門井聡撮影)

 「基本方針や戦略の変更はない。遺志を引き継ぐ」

 堅実な口調で、ゲーム界のカリスマと呼ばれた岩田聡前社長の路線を継承する考えを強調した。

 25年以上にわたり銀行マンとして活躍し、平成14年に任天堂に入社した。7月に急逝した岩田前社長と同様に当時の山内溥(ひろし)社長からスカウトされたのがきっかけで、「(山内氏が)温めていたプランに適していたのだろう。たまたまそのときにお会いした。まさに運命だった」と振り返る。

 米国に赴任し、現地法人の最高経営責任者(CEO)として任天堂の売上高の半分程度を占める大市場で指揮。携帯ゲーム機の「ニンテンドーDS」などの販売を拡大した。そして経営不振に陥っていた25年に国内に復帰し、経営統括本部長として収支改善に力を注いだ。

 山内氏から常々教えられてきた「分相応」を座右の銘としているだけに、「できる範囲できっちりと会社を発展させたい」と語る。休日は孫とゲームで遊ぶのが楽しみ。体を動かし操作する「Wii Sports(ウィースポーツ)」がお気に入りだ。

     (織田淳嗣)

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