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イルカ追い込み漁の太地町に「サイバー攻撃」 アノニマス名乗る人物?

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イルカ追い込み漁の太地町に「サイバー攻撃」 アノニマス名乗る人物?

 イルカや小型クジラの追い込み漁が今月に解禁された和歌山県太地町で、同町役場の公式ホームページが今月5日に一時閲覧できなくなっていたことが10日、同町などへの取材で分かった。国際的なハッカー集団「アノニマス」によるサイバー攻撃の可能性もあり、町や県警などは警戒を強めている。

 同町によると、5日午前7時半ごろ、県警公安課から同町に「ホームページがサイバー攻撃を受けている」との連絡があった。職員が確認したところ、町のホームページに接続できない状態になっていたという。その後、徐々に復旧したが、同日正午ごろまで閲覧しにくい状態が続いた。

 県警によると、「アノニマス」を名乗る人物が、同町役場への攻撃を呼びかけており、追い込み漁への抗議のためサイバー攻撃を仕掛けた可能性もあるとみて、関連を調べている。

 同町が、専門業者で確認したところ、アクセス数を故意に集中させることで閲覧できない状態を狙った手法で、ホームページの改竄(かいざん)やウイルスの感染はしていないという。

 これまでにも、追い込み漁の漁期に合わせて、同様の攻撃を受けたことが確認されている。町総務課は「ホームページは町が情報発信する大切なもの。一般の利用者にも迷惑がかかるのでやめてほしい」と話した。

 追い込み漁をめぐっては、反捕鯨活動家の外国人らが同町に滞在し、漁の様子をカメラで撮影するなどの行為が続いている。漁解禁後、10日までにイルカなどは捕獲されておらず、目立ったトラブルもみられない。

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