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【エンタメよもやま話】日本180万人、あの不倫サイトなお騒動 米政府や軍も1.5万人、子供19人いるキリスト教スター失墜、警察署長は自殺…

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【エンタメよもやま話】
日本180万人、あの不倫サイトなお騒動 米政府や軍も1.5万人、子供19人いるキリスト教スター失墜、警察署長は自殺…

 日本でもご存じの方、いや、既に登録して会員になっている方も案外多いのかもしれません。「人生一度。不倫をしましょう」のキャッチフレーズで知られる不倫交際目的の交流サイト(SNS)「アシュレイ・マディソン」です。

 運営会社はカナダにあり、全世界に約3800万人、日本にも180万人以上の会員がいるらしいのですが、このうち、全会員の約8割にあたる3200万人分の個人情報をハッカー集団が盗み出し、ネット上に公開したため、欧米が騒然となっているお話はご存じの方も多いと思いますが、何と、最近は悲惨過ぎる2次被害も出ており、騒ぎはどんどん拡大しています。

 というわけで、今週の本コラムは、この不倫専用の出会い系サイト、アシュレイ・マディソンを巡る欧米の最近の大騒ぎぶりを、過去の経緯を追いながらご紹介いたします。

弁護士が生み出した不倫ビズ…「詐欺商法だ!」無視、世界3200万人の性的な趣味まで赤裸々に

 まずはこのサイトについて簡単に。発案・設立者はカナダのネット企業家で元弁護士のノエル・バイダーマン氏です。1971年生まれのバイダーマン氏は、もともと弁護士としてスポーツ選手の契約に絡む仕事を請け負っていたのですが、その頃、クライアントであるスポーツ選手からの相談事の90%が何と、不倫案件だったことから“不倫はビジネスになる”と直感。

 運営会社「アビッド・ライフ・メディア(ALM)」を立ち上げ、最高経営責任者(CEO)に就き、2001年にこのサイトをスタートさせました。ちなみにサイト名は、カナダで一般的な女性の名前2種類「アシュレイ」と「マディソン」とくっつけたそうです。

 そんなサイトがハッカー軍団に攻撃されたのは7月20日のことでした。米CBSニュース(電子版)などによると、彼らは「退会の際、19ドル(約2300円)で登録した個人情報を削除できるというが、実際は完全に削除できないなど詐欺商法だ」などと主張。アシュレイ側に「サイトを閉鎖しなければ、会員の個人情報をネット上で公開してやるぞ!」と脅したのでした。

 しかしアシュレイ側はハッカー側の要求を無視したため、ハッカー軍団はまず、2日後の22日、“ハッタリとちゃうで!”とばかりに、カナダ在住者と米マサチューセッツ州在住者の計2人の個人情報をネット上に公開したのですが、このうちの1人は、昨年のバレンタインデーの翌日に会員になっただの「抱きしめたりハグするのが好きだ」などとこっ恥ずかしいプロフィルが満載で“こんなもんバラされたら、どないなんねん!”と世界に衝撃が走りました。

 しかし、アシュレイ側は当然ながら要求を無視し、静観し続けたため8月18日、ハッカー軍団は遂に「時間切れだ」と宣言し、3200万人分の個人情報ネット上に公開したのでした。

(次ページ)米政府や軍、大手金融のメールアドレス続々…危機管理なく、2次被害

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