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【紀伊半島豪雨4年】キャンドルで犠牲者を追悼 和歌山県那智勝浦町 

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【紀伊半島豪雨4年】
キャンドルで犠牲者を追悼 和歌山県那智勝浦町 

 平成23年9月の台風12号に伴う土砂災害で88人が死亡・行方不明となった紀伊半島豪雨から4年を迎え、和歌山、奈良両県で4日、追悼式が行われ、遺族らが犠牲者をしのんだ。

 28人が死亡、1人が行方不明になった和歌山県那智勝浦町井関の慰霊碑前では、遺族や住民ら約50人が手作りのキャンドルに火をともした。遺族会の岩渕三千生代表(54)は「何年たっても悲しい気持ちは変わらない。水害を忘れてはいけないし、忘れさせてはいけない」と話した。

 水害で中学の同級生だった中平百音さん=当時(13)=を亡くした近大新宮高2年、岡本瑞姫さん(16)は「8月31日は百音さんの17歳の誕生日。黙祷(もくとう)しながらおめでとうと呼びかけました」と声を詰まらせた。

 14人が死亡した同県新宮市や、11人が死亡・行方不明となっている奈良県五條市大塔町でも追悼式が行われた。

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