産経WEST

【旧村上ファンド復活】「捏造だ」と長女の絢氏、従業員の声明文に反論、経営陣辞任要求も 黒田電気総会めぐり

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【旧村上ファンド復活】
「捏造だ」と長女の絢氏、従業員の声明文に反論、経営陣辞任要求も 黒田電気総会めぐり

黒田電気の臨時株主総会を終え、会場を出る村上絢氏(中央)=8月21日午後、大阪市

 電子部品商社の黒田電気の臨時株主総会で、かつて「村上ファンド」を率いた村上世彰(よしあき)氏らの社外取締役選任議案を否決された投資会社、C&Iホールディングス(東京)最高経営責任者で、世彰氏の長女の絢(あや)氏は3日、「提案に反対した従業員一同の声明文は従業員の事前の了承を得ずに作成された捏造(ねつぞう)」とする文書を公表。捏造を主導したとする経営幹部の即時の辞任と声明文が作成された経緯の調査を求めた。

 C&Iのホームページで公表した文書で絢氏は「捏造を間接的に知り、独自に調査した」としている。その上で「声明文は(黒田電気の)会長、社長の指示で作成し(従業員の親睦団体の)自生会の承諾なくホームページに掲載した。実際には自生会の会合も従業員の集会も開かれていない。自生会会長も掲載後に初めて声明文を知らされた」と指摘、証拠のメールや録音データも入手したとしている。

 絢氏は総会後の8月末、黒田電気の社外取締役の弁護士に説明しようとしたが拒否されたとしている。その後、同社の取締役6人に社内調査を求める文書を送付。今月2日、同社から「自生会は『声明文』を公表し、反対を表明した」とする回答文書を受け取ったという。同社の回答が「事実に反する」として、日本取引所自主規制法人にも3日、調査を依頼したとしている。

 「捏造」を指摘する絢氏の文書に対して、黒田電気は3日、自生会会長、ブロック長ら5人の署名入りで「現在も自生会としての(反対の)立場は変わっていない」とする2日付の文書を公表。今後、外部の有識者も含めて経緯を調査する方針も明らかにした。

このニュースの写真

  • 「捏造だ」と長女の絢氏、従業員の声明文に反論、経営陣辞任要求も 黒田電気総会めぐり

「産経WEST」のランキング