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「キノサキハダカカメガイ」を見に来て 城崎マリンワールドで展示 兵庫

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「キノサキハダカカメガイ」を見に来て 城崎マリンワールドで展示 兵庫

キノサキハダカカメガイ(同館提供)

 8月に兵庫県豊岡市の日和山海岸で採取されたハダカカメガイ科の一種「キノサキハダカカメガイ」が、名付け親となった城崎マリンワールド(同市瀬戸)で展示されている。「流氷の天使」の愛称で知られているクリオネの仲間で、貝殻を持たない泳ぐ貝として珍しい。

 キノサキハダカカメガイ(体長3~5ミリ)は主に大西洋の温帯域に生息。平成25年5月、北太平洋で初めて但馬海岸で8個採取された。和名がなかったため昨年の日本貝類学会で、地元城崎にちなんで和名登録された。

 今回日和山海岸で採取した2種類のハダカカメガイ(体長約3センチ)の仲間の中に、体長2ミリのキノサキハダカカメガイ1個体を見つけ、初めて生きた状態で展示することになった。

 キノサキハダカカメガイは巻貝の仲間で、成長すると完全に貝殻がなくなる。体は透明な部分が多く、胴体の前部に透明な1対の翼足があり、翼足を動かして遊泳する。

 キノサキハダカカメガイを採取した城崎マリンワールドの飼育係の伊藤公一さん(41)は「とても小さいが、よく観察するとかわいらしい動きをします。珍しいのでぜひ見に来てください」と話している。寿命は短いが、生きている限り展示するという。問い合わせは同館((電)0796・28・2300)。

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