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【大阪「正論」懇話会】「最も危険なのは南シナ海」「これから日本は海を守らなければ」 山田吉彦氏の講演要旨

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【大阪「正論」懇話会】
「最も危険なのは南シナ海」「これから日本は海を守らなければ」 山田吉彦氏の講演要旨

山田吉彦東海大学教授

中国が機雷敷設の動きも

 中国は台湾海峡の封鎖用に持っていた5万個の機雷を南シナ海方面を管轄する艦隊に移し、「人工島周辺で米国やフィリピンが強引に動けば機雷を敷設する」という動きを見せた。処理能力があるのは海上自衛隊だけ。南シナ海を守る力を持っている国は、残念ながらいま、米国と日本だけだ。それが仮に集団的自衛権で一体に行動する、もしもの場合にお互いに手助けできるという環境ができれば抑止効果となる。中国は動けない。

 日本ではいま、化石燃料の1種であるメタンハイドレートの開発が再び始まっている。沖縄沖では海底に金山や銅山が見つかった。漁業資源も含め、この国は海に目を向けると豊かだ。

今まで海に守られてきた

 いままで日本は海に守られてきた。これからは海を守らなければならない。その海は日本の周囲だけでなく、東シナ海や南シナ海。そしてインド洋の安全を守らなければいけない。世界が平和で産業が発展していけば、その恩恵は日本にも波及し、共に繁栄していける。世界の海を守ること、それが日本の生きる道だ。

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