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重文丸岡城を「国宝」へ 推進室を設置 福井・坂井市

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重文丸岡城を「国宝」へ 推進室を設置 福井・坂井市

国宝化へ期待がかかる丸岡城。「一筆啓上 火の用心」の石碑でも知られている=坂井市丸岡町

 現存最古の天守とされる丸岡城の国宝指定を目指し、福井県坂井市は9月1日付で「丸岡城国宝化推進室」を開設する。松江市の「松江城天守」は終戦直後まで国宝だったが昭和25年の文化財保護法施行で重要文化財となり、今年7月に再び国宝へ昇格。市は丸岡城にも国宝化への期待をかけている。

 丸岡城は戦国時代の天正4(1576)年、一向一揆の備えとして織田信長の命令で、柴田勝家がおいの勝豊に築かせたとされる。

 現存する天守は12城あり、松江城のほかにも松本城(長野県)などが重文から国宝に再指定されてきた。丸岡城も同じ経緯をたどっており、市は国宝化を目指すことにした。

 推進室は市教委文化課内に設け、歴史や建築に詳しい学芸員が資料収集や文献調査を行う。また県とも協力して学識者による調査委員会を設け、国宝化への可能性を探る。

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