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【けいざい徒然草】大阪の恩人・五代友厚 没後130年で再び脚光、NHK朝ドラ「あさが来た」に登場、映画化も

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【けいざい徒然草】
大阪の恩人・五代友厚 没後130年で再び脚光、NHK朝ドラ「あさが来た」に登場、映画化も

五代友厚(大阪商工会議所所蔵)

 以前に「けいざい徒然草」で紹介した渋沢栄一と同様、明治維新政府を辞して実業界で手腕を発揮し「東の渋沢、西の五代」と称されるのが五代友厚(1835~85年)だ。大阪商工会議所の初代会頭を務めるなど大阪経済の発展に貢献した人物。没後130年の今年はタイミングよく、秋から放映のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」にも主人公に深く関わる立場で登場するため、五代の数々の功績を再認識しようとの機運が高まっている。(栗川喜典)

 維新の立役者らと交友

 日本を代表する関西の企業家105人を常設展示している大阪企業家ミュージアム(大阪市中央区)。真っ先に「明治維新期の大阪経済再生と近代化をリード」と紹介されているのが五代友厚だ。入館者がひととおり見学後、隣接のスペースではさらに五代を印象づける特別展示がある。

 五代の没後130年企画として12月18日まで開催中の「大阪の恩人・五代友厚」。浮世絵師の四世長谷川貞信による約20枚の絵画(複製)で五代の生涯を分かりやすく紹介するとともに、約30点の五代ゆかりの品を展示している。

 江戸期に薩摩藩(今の鹿児島県)の上級武士の家に生まれた五代は幼少から英才として知られ、幼名「才助」は藩主から贈られたとされる。安政4年、藩から選抜されて20代で長崎海軍伝習所に遊学以来、通算約11年を長崎で過ごし、この地で勝海舟や榎本武揚、坂本龍馬、木戸孝允(桂小五郎)、高杉晋作や、貿易商のトーマス・グラバーらとも親交を重ねたことが、後に大きな人脈となった。

 特別展示では木戸や大隈重信、渋沢栄一らの書翰も紹介され、入館者が「これだけ幅広い交友があったのか」と見入っている。

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