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【関西の議論・動画】実写版・初音ミクの正体は“性転換美女”…生まれ変わった“彼女”が教師の「悩みの相談」にのるワケとは

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【関西の議論・動画】
実写版・初音ミクの正体は“性転換美女”…生まれ変わった“彼女”が教師の「悩みの相談」にのるワケとは

ダンスを披露するコスプレシンガーの麻倉ケイトさん=大阪市天王寺区

文科省も本腰

 教員らが麻倉さんに関心を寄せる背景には、教育現場で増える性同一性障害の子供たちへの適切な対応や配慮に対する、教員らの意識の高まりがある。

 文部科学省は今年4月、性同一性障害などの性的トラブルを抱える子供に対し、服装や髪形、体育などの着替え、修学旅行の入浴などへの細かい配慮や医療機関との連携など、学校としてきめ細かな対応策を取るよう各都道府県教委に通知した。

 同省が平成25年に初めて実施した小・中、高校を対象にした全国調査では、少なくとも606人が自分の性別に違和感を訴え、うち165人が性同一性障害と診断された。

 そんな子供たちが増えていく中、どう対処すればいいのか、悩む現場の教員らにとって、性同一性障害者の生の声が聞ける麻倉さんのトークショーは貴重な機会となっている。

 2年前から本格的に始めたトークショーも、口コミで広がり、今年に入ってからは毎週のように大阪や奈良、京都、滋賀、三重などで講演活動を続けている。

 麻倉さんがこれまで講演した学校でも実際に、「絶対にスカートをはきたくない」という女子生徒にジャージーでの登校を許したり、体育の着替えを保健室で対応したりしたことがあったという。

 この日のトークショーの後、小学校の男性教員(45)は「違和感に気づいて助けてあげられるのは教師なんだと思った。子供たちにも障害のある人の複雑な気持ちを伝えてあげたい」と話し、女性教員(38)は「気持ちを否定するのではなく、本心を言い合える場を持つべきだと思った」と感想を述べた。

 体験談の後は、麻倉さんがオリジナル曲を披露する。リズミカルな音楽が流れると、額に手をかざし、遠くを見つめるしぐさに続き、ロボットダンスが始まった。無表情のまま長い手足をカクカク動かす。機械音のような高い歌声が響き、青い髪がユラユラと揺れる。手拍子は次第に大きくなり、先ほどの張り詰めた会場の空気が一気に解きほぐれた。

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