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【関西の議論】“過剰スマホ”に疲れSOS 子供は「禁止」で納得しない 成果上げる先進県の取り組み

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【関西の議論】
“過剰スマホ”に疲れSOS 子供は「禁止」で納得しない 成果上げる先進県の取り組み

スマホについて生徒らに聞いたアンケート結果を公表する岡山県内の中学生ら

生徒たち自身でスマホ追放

 イベントでは、赤磐市立高陽中学校の生徒たちが、スマホやネットの独自ルールづくりなどについて発表し、行政側だけでなく、生徒自身による取り組みも示された。

 同校では25年10月、「携帯スマホ持込追放委員会」を発足させた。これは、「携帯電話やスマホで友達と連絡を取ってないと不安になる」「授業中に鳴ったりして、周りに迷惑がかかる」など、精神的に疲れた生徒たちが学校側に申し出たことがきっかけだった。「ほかに困っている友達の役に立ちたい」との思いも発足を後押しした。

 その後、PTAの協力を得て「携帯追放推進大会」を開き、(1)学校に携帯スマホを持ち込みません(2)携帯スマホに人の悪口を書き込んだり、無断で写真を送ったりしません(3)ルールを作って使います-という「持ち込まない宣言」を全校生徒で行った。

 家庭や学校独自のルールを作るため県の取り組みに先駆け、「友達との連絡、ライン・電話・メールは午後10時まで」「睡眠時間、勉強時間、家族との時間を確保するために(スマホ携帯の)使用時間は2時間まで」というルールも作った。

 同校の香山浩一郎教頭は「子供たちが自主的に始めた活動で効果も上がっている。26年11月には県教委の関係者らを前に活動について発表も行い、参考にしてもらえた。県下にもこういう取り組みが広がってほしい」と話す。

学力やはり影響? 全国平均より勉強時間が短いのに、スマホ時間は長かった…

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