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関西再生医療産業コンソーシアムが事業開始 企業とのパートナーシップを促進   

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関西再生医療産業コンソーシアムが事業開始 企業とのパートナーシップを促進   

関西再生医療産業コンソーシアムのキックオフフォーラムには、再生医療関連産業へ関心のある企業などから約150人が集まり、学者らの話しに耳を傾けた=25日、大阪市内(阿部佐知子撮影)

 手術や投薬など従来の手法では治療困難とされる疾患の治療に道を開く再生医療の実現加速に向けて、近畿経済産業局は、関西の企業に参入や連携を促す「関西再生医療産業コンソーシアム」を立ち上げ、25日、大阪市内でキックオフフォーラムを行った。ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授率いる京都大iPS(人工多能性幹細胞)細胞研究所など、基礎研究や臨床研究でリードしている関西で、企業とのパートナーシップを促進し、国内での再生医療分野のポテンシャルをさらに高める狙いがある。     (阿部佐知子)

 同コンソーシアムでは、コーディネーターが再生医療分野への参入を目指す企業のニーズを把握し、企業間の連携も図る。その一方で、事業展開を拡大させるために将来必要となる研究開発テーマを企業や大学・研究機関の有識者らで検討し、それに応じた研究開発体制の構築や競争的資金の獲得を目指す。

 25日のフォーラムでは、心臓の筋肉細胞再生の研究を進める大阪大の澤芳樹教授や、実際に再生医療ビジネスを手がける資生堂の担当者らが、再生医療研究の現状や産業界の果たす役割などについて講演。製薬以外にも、機械や化学など幅広い業種の企業の担当者約150人が参加した。近畿経済産業局の関総一郎局長は「コンソーシアムに多く参加してもらい、関西での新たな産業の創出をめざしたい」などと述べた。

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