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【関西の議論】医療用麻薬「事実無根のタブー視」(下)「依存症になる」の誤解蔓延 痛み治療が〝中毒〟にならないメカニズム

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【関西の議論】
医療用麻薬「事実無根のタブー視」(下)「依存症になる」の誤解蔓延 痛み治療が〝中毒〟にならないメカニズム

痛みは単に身体的なものにとどまらない。心理面、社会面、スピリチュアル面にまたがる全人的苦痛(トータルペイン)と捉えるのが今の主流となっている。それを和らげる有効な手立ての一つが「オピオイド鎮痛薬」だ

 痛みは単に身体的なものにとどまらず、心理面(痛みの恐怖、容姿の変化)▽社会面(病気による家計への影響、社会的地位の喪失)▽スピリチュアル面(なぜ私が、という生きる意味への問い)にまたがる全人的苦痛(トータルペイン)と捉えるのが今の主流となっている。

 最大の目的は全人的に患者の苦痛(つらさ)を和らげること。そのための有効な手立ての一つとして、オピオイドが患者に認知されていくことが大切なのだという。

 激しい痛みは取り除くべきもの。そして、忘れるべきもの。

 少なくとも現代医学は、そう呼びかけている。

 医療用麻薬「事実無根のタブー視」は宝田良平が担当しました。

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