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【戦後70年】「東條姓だからできること…」A級戦犯のひ孫が日本の伝統文化の“伝道師”になった理由

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【戦後70年】
「東條姓だからできること…」A級戦犯のひ孫が日本の伝統文化の“伝道師”になった理由

講演する東條英利さん=茨城県水戸市

 いわゆる「A級戦犯」として絞首刑になった東條英機元首相のひ孫にあたる一般社団法人国際教養振興協会代表理事、東條英利さん(42)=東京都北区=が、神社など日本の文化や歴史を伝道する活動を続けている。戦犯の末裔として揶揄された逸話を聞いて育ったことでコンプレックスを抱いてきたが、海外赴任の経験を機に乗り越え、日本のために何ができるかを考えるようになった。戦後70年を迎え、終戦時のトルーマン米大統領の孫との対談も企画しており、「東條だからできるオンリーワンの仕事をしたい」と話す。(栗井裕美子)

 日本文化や歴史を伝道

 もともと家が神道だったが、英利さんが神社に本格的に興味を持ち始めたのは平成16年に大手カタログ通販会社を退社した後。たまたま友人に誘われて関東地方のある神社に参拝した際に「ものすごく気持ちよかった」(英利さん)のがきっかけだという。

 その後、神社の話題をすると「実は自分も神社が好きだ」という知人が多く、不思議と日本人の多くが節目に神社に参拝していることを踏まえ、「これを潜在的なマーケットと考えれば型を創って顕在化させれば新しいものが生まれるのでは」と考えた。そして全国8万8千社にのぼるとされる神社のデータベース化に着手。20年に神社を中心とした日本の伝統文化を継承するための文化情報コミュニティーサイト「神社人」を立ち上げた。

 25年には、神社を含めた日本の歴史や文化への理解を深めようと、国際教養振興協会を立ち上げ、大阪など全国各地で講演会や文化講座を開いている。

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