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【関西の議論】人気ドラマの舞台・京都府警〝不人気〟のナゾ 受験者は過去最低、あらぬウワサが原因? 異例〝職場体験〟でリクルート  

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【関西の議論】
人気ドラマの舞台・京都府警〝不人気〟のナゾ 受験者は過去最低、あらぬウワサが原因? 異例〝職場体験〟でリクルート  

京都府警の採用案内ポスター。「ぼく、京都のおまわりさんになるねん」というキャッチコピーで、多くの人が子供のころに抱いた警察官への「あこがれ」を呼び起こす狙いがある

 男の子が将来なりたい職業ランキングで毎年、上位を飾る警察官。刑事たちが活躍する映画やテレビドラマは多く、子供にとってあこがれの職業になるのも当然だが、警察の受験者数は全国的に減少傾向にあり、とりわけ京都府警では激減しているという。平成27年度の5月採用試験の受験者数は7年ぶりに1千人台を割り込み、5年前に比べると半減になり、過去最低を記録した。危機感を抱いた京都府警は特別プロジェクトチームを発足させ、受験生を増やすための取り組みをスタートさせた。キーワードは「あこがれ」。警察官が魅力的に感じた子供のころの記憶を呼び起こすイメージ戦略とともに、鑑識体験など〝至れり尽くせり〟の説明会を通じてアピールに努めている。(吉国在)

受験者、10年で半減

 京都府警によると、採用試験は毎年2回実施され、第1回採用試験が5月、第2回が9月に行われる。

 平成27年度の受験者は、第1回採用試験で前年比24%減の775人。ここ10年間で、第1回採用試験のピークは5年前の平成22年度で1454人となっており、半減した格好だ。

 警察官の採用試験への受験者数は全国的にも減少傾向で、警察庁の統計では、26年度の全国の受験者数は9万6802人と4年連続で減っている。

 近畿地方では、滋賀県警の受験者数が前年比約25%増加したが、他の府県は軒並み減少。中でも京都府警の落ち込みの割合が最も高かった。

なぜ人気ないの?

 太秦に撮影所があり、情緒あふれる寺社や景観が充実しているからなのか、京都を舞台にした映画やテレビドラマは多い。

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