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【スポーツON&OFF】潜在能力は桐生以上!?…陸上界最強ハーフ、サニブラウン

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【スポーツON&OFF】
潜在能力は桐生以上!?…陸上界最強ハーフ、サニブラウン

高校総体の陸上男子200メートルで優勝し、校旗を掲げて喜ぶサニブラウン・ハキーム=8月1日、和歌山市

 今季の陸上男子短距離界は桐生祥秀(東洋大)が故障の影響で世界選手権(8月・北京)に出場できず、物足りなさがある感は否めない。ただ、そんな寂しさを吹き飛ばすかのように目を見張る活躍をみせているのが、東京・城西高2年の16歳、サニブラウンだ。

 7月の世界ユース選手権(コロンビア)では100メートルと200メートルで堂々の2冠に輝いた。特に200メートルの優勝タイム20秒34は世界最速男のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が持っていた同選手権の大会記録を上回り、桐生が持っていた日本高校記録も更新。世界選手権の参加標準記録(20秒50)を突破し、日本代表に追加で招集されることが決まった。

 正式な名前はサニブラウン・アブデル・ハキーム。風貌も一見したところ、外国人のように思ってしまうが、れっきとした日本生まれの日本育ちだ。ガーナ人の父親を持つハーフで、父親はサッカーが得意だったという。また、日本人の母親がインターハイ出場経験もある元陸上選手で、両親から受け継いだ“ダブルの遺伝子”が強さの秘訣といえるだろう。

 サニブラウンも小さいころはサッカーが好きだったというが、母親の影響もあって小学3年から陸上を始めた。「陸上にはまったのは結構最近」と話す。レースに招集されてからスタートの合図が鳴るまでの独特の緊張感を楽しめるようになってきたところだ。

 高校に入って記録をぐんぐんと伸ばしている要因は、187センチの長身が生み出す大きなストライド(歩幅)にある。同年代の選手と並ぶとひときわ背が高い。まだ体の線は細く、走りにもまだまだ荒削りな面も多いが、今後筋力が十分に備わってくれば、まだまだ記録を伸ばしていけるだろう。

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