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【衝撃事件の核心】怪しい中国人の「馬蹄金詐欺」 古代金貨、仏像の金塊は真っ赤なウソ 富裕層の在日「同胞」がターゲット

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【衝撃事件の核心】
怪しい中国人の「馬蹄金詐欺」 古代金貨、仏像の金塊は真っ赤なウソ 富裕層の在日「同胞」がターゲット

中国人の男2人が「本物の金塊」として買い取らせようとした、仏像や古銭に見せかけた金属塊=6月17日、大阪府警浪速署

 男らはともに中国籍の住居不詳、無職、李平(りへい)(38)と鐘起春(しょうきしゅん)(33)の両容疑者。2人はその後、京都府在住で在日中国人の男性会社員(49)に対し、同様に113個の偽金塊を450万円で売却したとする詐欺容疑で再逮捕され、両事件で起訴された。

 府警によると、李被告は最初の逮捕容疑については「中国にいるボスに頼まれてやった」と認めたが、2度目の容疑は「私には関係のないこと。何のことか分かりません」と否認しているという。

純度91・67%、22金の欠片

 女性社長の事件の場合、1本の電話が始まりだった。

 「工事現場で壺に入った金塊のようなものを見つけた。よかったら買い取ってくれないか」

 今年5月29日、被告らから会社事務所にこんな電話がかかってきた。これだけなら怪しんで電話を切ったかもしれないが、「中国から出稼ぎに来ている」「知人からあなたのことを聞き、同胞のよしみで頼ってきた」とも言っていた。女性社長は日本国籍に帰化した元在日中国人。被告らと面識はなかったが、会うことを承諾した。

 翌30日、会社事務所を訪れた被告らは、相対する女性社長に、金色に光る仏像や中国の古銭など80個の品々を広げてみせた。

 「本物の金なの?」

 当然、女性社長はいぶかる。そこで、被告らはひとつの金塊を手に取ると、後ろを振り返るように体をひねり、何か削っているような素振りを見せた後、小さな欠片を女性社長に渡し、鑑定するよう促した。

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