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【衝撃事件の核心】怪しい中国人の「馬蹄金詐欺」 古代金貨、仏像の金塊は真っ赤なウソ 富裕層の在日「同胞」がターゲット

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【衝撃事件の核心】
怪しい中国人の「馬蹄金詐欺」 古代金貨、仏像の金塊は真っ赤なウソ 富裕層の在日「同胞」がターゲット

中国人の男2人が「本物の金塊」として買い取らせようとした、仏像や古銭に見せかけた金属塊=6月17日、大阪府警浪速署

 「工事現場で見つけた金塊を買い取ってくれませんか、安く譲りますよ」。在日中国人らの間で、こんな〝おいしい話〟が出回っているらしい。怪しい雰囲気がプンプンするのだが、そんな人にはそっと金属の欠片(かけら)が差し出される。鑑定してみると、純度91・67%の22金。しかも、見つかった金塊の中には、中国人なら誰もが知っているというお宝の古代の貨幣が含まれているという。これでは慎重なタイプでも話に乗ってしまうかもしれない。だが、れっきとした詐欺である。大阪府警が6~7月、詐欺容疑で2人の中国人を逮捕した事件は、「馬蹄金詐欺」と呼ばれる知る人ぞ知る事件だった。

「本物じゃない」…金塊をその場で鑑定

 6月17日の昼過ぎ。大阪市浪速区の雑居ビル駐車場に、重そうな荷物を抱えた中国人の男2人が現れた。男らが取り出したのは金色に輝く仏像や馬のひづめをかたどった古代中国の通貨など80個、総重量約10キロにも上る〝お宝〟だった。

 「大丈夫、全部本物の金やから」

 待ち合わせをしていた不動産業の女性社長(43)にこう言うと、品物と引き換えに現金500万円を受け取ろうとしたそのとき、待ち構えていた大阪府警の捜査員が飛び出した。

 「それ、本物じゃないやろ」

 〝金塊〟はその場で、同行していた専門家が鑑定。品物を削って器具にかけるなどした結果、亜鉛と銅を混ぜたほぼ価値のない金属に金色の塗装をした偽物と判明。男2人は詐欺未遂容疑で現行犯逮捕された。

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