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ケイ・オプティコムが「eo電気」、電力小売り参入へ 親会社の関電より安い料金での電力供給を

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ケイ・オプティコムが「eo電気」、電力小売り参入へ 親会社の関電より安い料金での電力供給を

 来年4月に自由化される電力の小売り事業の登録申請受け付けが3日、経済産業省で始まり、関西電力系の通信会社、ケイ・オプティコムが参入を表明した。自社の光回線サービスとの組み合わせなどを検討し、親会社の関電より安い料金での電力供給を図る。光回線市場が飽和状態にある中で新たな収益の柱に成長させる考えで、関電グループとしても自由化に伴う顧客離れを防ぐねらいがある。

 サービス名称は、自社の光回線サービス「eo光」にちなみ「eo電気」とし、光回線とのセット販売などを検討する。eo光は7月末現在で、近畿2府4県と福井県内の一部家庭で、契約数は約154万件。販売網を生かし電気を売り込む考えだ。

 自前での発電は行わず、電力の卸し取引市場である「日本卸電力取引所(JEPX)」から約7割を調達。関西電力から残りの約3割を確保する。

 親会社の関電の電気料金は、多く使う人ほど単価が高い設計。ケイ・オプティコムではファミリー層など使用量の多い顧客に対し、eo光との組み合わせ販売などを通じ、関電より安い価格で供給することを検討している。料金の詳細は年内にも正式決定するが、関電グループで懸念される顧客離れを防ぐ内容を目指す。

 LTE(次世代高速通信)の普及に伴い、若年層を中心に自宅に光回線を新たに敷く人は減っており、市場は飽和状態にある。ケイ・オプティコムでは電力小売りを新たな収益の柱に成長させる考えだ。

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