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“サル退治”エキスパートのモンキードッグ 新たに2匹認定 松山市

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“サル退治”エキスパートのモンキードッグ 新たに2匹認定 松山市

新たなモンキードッグに認定された「ネネ」(左)と「トク」

 松山市は、農作物を食い荒らすサルの被害を防ぐ「モンキードッグ」に、新たに伊台地区と坂本地区の計2匹を認定した。散歩などを通じて警戒を強め、出没情報を受けて出動する。

 モンキードッグは、対サル用として訓練を受けた犬で、同市は1匹当たり約20万円の訓練費を負担し、昨年初めて北条地区に2匹を導入、効果を上げている。

 ブドウやモモなど果実栽培が盛んな伊台、坂本両地区でも導入を希望する声が多く、同市では両地区で犬を飼ってくれる人を募集。今年4月から3カ月間、徳島県の専門訓練所で「命令に従う」「追い払い後は元に戻る」などの訓練を受けてきた2匹を託した。

 飼育を申し出ていたのは、伊台地区は大崎啓三さんで犬はメスの「ネネ」、坂本地区は田中實さんで犬はオスの「トク」。2匹は紀州犬系の雑種で、年齢は約1歳。大崎さんと田中さんはそれぞれ果物を栽培しており、普段は散歩をしながら畑などを巡回。サルを見たとの連絡があれば駆けつけて追い払う。

 上伊台町の果実集荷場で行われた認定証交付式では、大崎さんと田中さんに野志克仁市長が認定証などを手渡した。

 市農林水産課によると、平成26年度の有害鳥獣による農作物被害は3080万7千円にのぼるという。

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