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シャープ、最終赤字339億円 中国で液晶パネル不振 4~6月期

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シャープ、最終赤字339億円 中国で液晶パネル不振 4~6月期

 経営再建中のシャープが31日発表した平成27年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比0・2%減の6183億円、本業のもうけを示す営業損益が287億円の赤字(前年同期は46億円の黒字)、最終損益は339億円の赤字(同17億円の赤字)となった。主力の液晶事業で、スマートフォン向けの中小型液晶パネルの販売が低迷した。

 スマホの一大市場の中国では需要の伸びが鈍化する中、安価に液晶パネルを生産できる現地メーカーが技術力を向上させ、価格下落が続いている。シャープは27年9月中間連結決算では営業損益を100億円の黒字と計画しており、7~9月期に業績を大幅に改善させる必要があるが、液晶事業の不振が長引けば黒字化の実現は難しい。

 シャープは主力の液晶とともに、テレビ、太陽電池事業が不振に陥り、27年3月期連結決算の営業損益は480億円の赤字、最終損益は2223億円の巨額赤字を計上した。現在、国内で3500人規模の希望退職募集や、本社ビル売却などの構造改革を進めている。

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