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【うめきた発】「コミュニケーター」知的創造空間への水先案内人

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【うめきた発】
「コミュニケーター」知的創造空間への水先案内人

 「コミュニケーター」をご存じだろうか。グランフロント大阪(大阪市北区)の知的創造・交流拠点「ナレッジキャピタル」で、その名の通り、コミュニケーションの橋渡し役を担うスタッフ。専門家と消費者など立場の違う人同士をつなぎ、ときには“化学反応”を起こす触媒の役割も果たす存在として、平成25年の開業時から活動している。

 一見とっつきにくそうなイメージもあるナレッジキャピタルに対し、どうすれば多くの人が興味を抱き、楽しんでもらえるのか-。頭を悩ませた結果「やはり人が介在するのが一番」と考え出した職種。メンバーは大学新卒者のほか、前職がロボットデザイナー、ホテルマン、演劇俳優などさまざまだ。英語、ポルトガル語、イタリア語が堪能なスタッフもいる。今年3月には、仏リヨン第3大大学院の院生もインターンシップで参加した。

 企業や大学などの技術、活動を楽しく紹介する展示エリア「ザ・ラボ」。コミュニケーターは、一般来場者に先端技術や試作段階の製品の開発意図、将来の可能性を分かりやすく説明する。出展者には来場者の反応や評価を伝え、市場に合った製品へと精度を上げる手伝いをする。

 企業人や研究者、クリエーターらが集う会員制の「ナレッジサロン」では、面識のない会員同士の出会いのきっかけを作る。コミュニケーターは、いわば知的創造空間への水先案内人だ。

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