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【京都検定1級記者の都めぐり】ヤナギからうちわへ「舞妓の花簪」で季節の移ろい…「祇園祭」は特別な逸品で

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【京都検定1級記者の都めぐり】
ヤナギからうちわへ「舞妓の花簪」で季節の移ろい…「祇園祭」は特別な逸品で

「都の賑い」のフィナーレ。舞妓さんはヤナギの花簪で登場した

 6月も最後の日曜日。京都五花街の芸舞妓さんが南座に一堂に集まり、舞を披露する「都の賑(にぎわ)い」で華やかな舞台を見たあとに催されたパーティーで、五花街の舞台にも出演したなじみの祇園東の舞妓、叶紘(かのひろ)さんを見つけて撮影した。

 舞台での振り袖そのままだったが、ようやく緊張感から解放されたのか、「これ、どうどす」とみずからお茶目にポーズとった姿がまた愛らしかった。こんな瞬間ってそう味わえるものではない。なんと豪華なひとときだったのだろう。

 そして月が変わり、7月へ。4日に祇園東のお茶屋「叶家(かのや)」を訪れると、叶紘さんの髪を彩る花簪(はなかんざし)の飾りも、ヤナギからうちわへ変わっていた。

 そう、7月でうちわといえば祇園祭。祇園町にとって最も縁深い祭りのひとつである。こんな夜だからこそ、少し特別な逸品も用意してみた。1ボトル(750ミリリットル)で5500円の宇治の碾茶(てんちゃ)である。

 抹茶になる前の茶。これまでは広く市販されなかった茶の味を、冷やしてワイン感覚で楽しんでもらおうと登場した逸品だ。

 収穫前にヨシズなどで覆った柔らかい葉を蒸したあとに揉(も)まずに乾燥させたため、独特のうま味を持っているのだとか。とりあえずワイングラスに入れて、ひと口飲む。

 確かに苦みがなく、まったりした感じ。しかも普段のお茶味からは想像できない、結構こい目の出汁(だし)のような味わいだった。

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