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【大阪会議】波乱の引き金を引いた橋下氏 松井氏も「席を立ったらいい」と加勢 何も決まらず閉会

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【大阪会議】
波乱の引き金を引いた橋下氏 松井氏も「席を立ったらいい」と加勢 何も決まらず閉会

第1回大阪戦略調整会議で発言する橋下徹大阪市長(右端)。左端は、自民党の柳本顕大阪市議=24日、大阪市中央区のプリムローズ大阪(門井聡撮影)

 「意見を言いたい」

 何も決まらなかった24日午前の「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の初会合で、議事に波乱をもたらしたのは、やはり橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)だった。会長と副会長が選任され、話題は規約に移っていた。

 5月の住民投票で頓挫した大阪都構想をめぐり、テレビ討論などで激しい論戦を交わした柳本顕(あきら)大阪市議(自民党)の「規約に大きな問題はない」との発言に、橋下氏は「大きな問題がある」とかみついた。

 橋下氏は「規約に大阪会議は都構想の対案と明示すべきだ」と主張。都構想の対案なら、二重行政の解消が自動的に大阪会議の目的となる-という狙いを込めた発言だった。

 自民は「無駄な二重行政は存在しない」との立場。花谷充愉(みつよし)府議(自民)がすかさず、「対案と明示する必要はない」と牽制(けんせい)し、大阪会議の目的を「住民投票までしなければならなかった大阪の課題を明らかにし、3自治体で協調して大阪を元気にするツールとして使うものだ」と述べた。松井一郎府知事(維新幹事長)も参戦し、「メディアの前で対案なのかどうか答えるべきだ」と強い口調で自民側に回答を迫った。

 竹山修身(おさみ)堺市長は「堺は都構想の対案という前提で会議に参加したわけではない」と話題を変えるよう促したが、維新と自民の攻防は“泥沼化”していった。

 花谷氏が「都構想は終わった話だ」と維新側を批判すると、松井氏は「それなら会議への参加をやめて席を立ったらいい」と声を荒げた。花谷氏は不快感もあらわに「会議を邪魔しにきたのか」と言い放ち、今度は橋下氏が「都構想の(制度設計をする)法定協議会で議論をぐちゃぐちゃにしていたのは花谷氏だ」と応酬。柳本氏も「維新は都構想という幻想の中にまだいようとしている」と批判した。

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