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【歴史事件簿】ミッドウェー海戦(4) わずか数分で「蒼龍」「赤城」など3空母が被弾・炎上…予想外の展開に動揺広がる連合艦隊

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【歴史事件簿】
ミッドウェー海戦(4) わずか数分で「蒼龍」「赤城」など3空母が被弾・炎上…予想外の展開に動揺広がる連合艦隊

エンタープライズで発進を待つTBD雷撃機

 通常の兵装転換だと、飛行隊の基礎となる2個中隊にあたる18機をこなすのに2時間前後かかるとされるなど、手間ひまのかかる作業だけに、パイロットも入っての総動員態勢で行われた。

 そして1時間ほどで収容を終えてアメリカ機動部隊に向けて北に進路を向けたところで、真上からアメリカ機14機が襲ってきた。アメリカ空母「ホーネット」から発艦したデバステイター(TBD)雷撃機だった。

 南雲中将らも、機種からしてミッドウェー島からではなく、味方の索敵機から報告を受けていた空母からの攻撃機だとわかった。

 すぐに対空砲で応戦するとともに上空で護衛していた零戦18機と、「赤城」と「加賀」から発艦した計8機の零戦で迎撃して全機撃墜する。しかし予想よりも早く来たことに、何とも言えない不安感に襲われた南雲中将らだった。

 実は、「利根」の索敵機が報告してきた距離は誤りがあり、敵の機動部隊は報告してきたミッドウェー島の北約450メートルよりもはるかに近い約260キロの地点にいたのだった。

 最初の攻撃が収まった直後、さらに追い打ちをかけるようにヨークタウンの攻撃機が「飛龍」をめがけ突っ込んでくると、「エンタープライズ」の艦爆隊30機と「ヨークタウン」艦爆隊17機も続けざまに襲ってきた。

黒煙を上げ逃げ惑う南雲機動部隊

 午前10時半前のことだった。やや「飛龍」が突出したかたちで前方を進む南雲機動部隊。ようやく発艦準備も整い、攻撃隊が出撃しようとしたそのとき、次から次に襲ってきたアメリカ機だった。

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