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【歴史事件簿】ミッドウェー海戦(4) わずか数分で「蒼龍」「赤城」など3空母が被弾・炎上…予想外の展開に動揺広がる連合艦隊

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【歴史事件簿】
ミッドウェー海戦(4) わずか数分で「蒼龍」「赤城」など3空母が被弾・炎上…予想外の展開に動揺広がる連合艦隊

エンタープライズで発進を待つTBD雷撃機

 だが南雲中将は、爆弾を装着したままで発進するにしても、ちょうど帰ってきた第一次攻撃隊を先に着艦させなければ、燃料切れで100機近くの飛行機が墜落する危険性もはらんでいたため、まずは収容という頭があった。

 しかも爆弾では効果が薄いだろうし、攻撃機を護衛する戦闘機も少ない。このため第一次攻撃隊の収容と並行して爆弾を魚雷に転換する作業を進め、完了したのち敵に向かう-というごくごく当たり前の命令を発したのだった。

 その判断の裏には、索敵機が報告する島の北450キロにいるとされる敵との距離から「まだ時間はある」という判断とともに、何度も島から護衛戦闘機もなく攻めてきたアメリカ攻撃機が次々と零戦に撃ち落とされているのを目の当たりにしたこともあった。

急降下で攻めてくるアメリカ機

 とはいえ、アメリカが島から実施した南雲機動部隊への攻撃もやみくもに行ったわけではなく、味方の機動部隊へ南雲機動部隊の正確な所在地を絶えず知らせることにつながった。

 しかも、兵装転換に必死の南雲機動部隊の作業をしばし滞らせることに成功したほか、偶然だろうが、第一次攻撃隊の帰還と重なったため、アメリカ機と見間違えて味方機を撃ち落としそうになるなどの混乱も誘発させている。

 4日午前8時半過ぎ、南雲機動部隊の各空母の甲板では第一次攻撃隊の収容を開始する。同時に艦内では爆弾から魚雷への兵装転換を行っていた。

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