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世界のボーイスカウト、2万5千人が原爆資料館訪問へ

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世界のボーイスカウト、2万5千人が原爆資料館訪問へ

世界スカウトジャンボリーのプレ大会で広島市の平和記念公園を訪れたボーイスカウトたち=平成25年8月

 被爆70年の節目を前に、162の国と地域のボーイスカウトの少年少女約2万5600人が、広島市の平和記念公園を訪問することになった。原爆資料館の見学を通じ、平和の大切さと被爆地が果たす役割などを考える。

 山口市で開かれる「第23回世界スカウトジャンボリー」に参加する14~17歳のボーイスカウトが、今月30日から8月5日にかけて順次広島を訪問。平和記念公園内にある慰霊碑などを巡り、広島国際会議場では被爆体験の朗読会に臨む。

 今後の活動のあり方についても発表するほか、白い扇に日本の筆で平和に関するメッセージを書いたり、折り鶴を折ったりする。ボーイスカウトの代表約200人は、8月6日の原爆の日に平和記念式典に参列。式典終了後には公園内の「原爆の子の像」に折り鶴をささげる。

 2年前の第30回アジア太平洋地域スカウトジャンボリーでも、ボーイスカウトが広島を訪問しており、「(原爆について)今まで聞いていた話と、実際は違うことが分かった」などの感想が寄せられていた。

 今回の世界ジャンボリーの候補地選考では、原爆資料館などの訪問が重視され日本に決まった経緯もあり、日本ボーイスカウト広島県連盟の阿部芳行事務局長は「将来を担う子供たちに、広島の平和を学ばせる意義が大きいと判断してもらえた。世界における広島の位置づけの大きさを再認識した」と話している。

 ジャンボリーでは、今月28日から8月8日まで、テントで暮らしながら平和や環境、防災などを学ぶ。

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