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大迫力、これが大規模災害「洋上の司令部」 海自護衛艦「いせ」公開

訓練中の物品補給などのため、18日に神戸ポートターミナル(神戸市中央区)に入港した海上自衛隊の護衛艦「いせ」(1万3950トン)が19日、報道陣などに公開された。
「いせ」は、海自呉基地(広島県呉市)の第4護衛隊に所属。全長197メートル、幅33メートルで、海上自衛隊では初の全通ヘリ甲板を設けており、11機のヘリコプターを搭載。最大4機が同時に発着可能で、地震などの大規模災害時に洋上の司令部としての役割も期待されている。
この日は清野賢一副長の案内で、航空機の格納庫や甲板、航空管制室、手術室が公開された。清野副長は「災害拠点としての機能など、『いせ』の能力を知り、海自の活動に理解を深めてもらえたら」と話した。