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台風接近、祇園祭どうなる? 山鉾巡行は大雨でも「強行」 天候で中止の例なし

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台風接近、祇園祭どうなる? 山鉾巡行は大雨でも「強行」 天候で中止の例なし

青空の下、鉾の土台を組み立てる職人ら=10日午前、京都市下京区(志儀駒貴撮影)

 強い台風11号は14日、日本の南海上を北上した。気象庁によると、16日午後にも西日本に上陸し、週末にかけて列島を縦断する恐れもある。

開催か中止か…“決定”は「17日午前5時30分」

 11号は14日午前9時現在、日本の南をゆっくりと北へ進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。

 台風11号の接近について、祇園祭山鉾連合会は「相当な悪天候でも巡行は行う」としている。ただ、大型の鉾は高さ25メートル前後の「真木(しんぎ)」が本体を貫く構造で強風の影響を受けることから、17日午前5時半時点での気象情報を基に、実施か中止かを決断する。

 関係者によると、山鉾巡行は神輿渡御(みこしとぎょ)の露払いとして悪霊を集める祭礼とされ、原則は「小雨決行、大雨強行」。悪天候を理由に中止された例は記録が残る限りないという。

 過去に中止となったのは、阪急電鉄の地下鉄延伸工事が行われた昭和37(1962)年が直近。戦中・戦後の一時期も行われず、明治期にはコレラ流行のため時期をずらした年もあった。

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