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【ビジネスの裏側】梅田「TSUTAYA」に1日2万人…アマゾンで買う時代だから「書店」にこだわる

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【ビジネスの裏側】
梅田「TSUTAYA」に1日2万人…アマゾンで買う時代だから「書店」にこだわる

コーヒーを飲みながら書籍が選べる「梅田 蔦屋書店」の店内=大阪市北区(竹川禎一郎撮影) コーヒーを飲みながら書籍が選べる「梅田 蔦屋書店」の店内=大阪市北区(竹川禎一郎撮影)

 再び「書店」の店名を冠し、改めて「本、映画、音楽を通してライフスタイルを提案する」という創業当時の理念実現を目指す。

 23年に東京で「代官山 蔦屋書店」を開店。今年5月には「梅田蔦屋書店」を関西で初出店した。

 梅田の店舗は営業面積約3300平方メートル。書籍約20万冊のほか、雑貨も並ぶフロア全体に約500席のいすやソファを配置。フロア内のカフェや各種サービスのテナントを客が自由に行き来できる“滞在型書店”だ。ビジネス、文学、旅行、写真など専門分野に通じた店員「コンシェルジュ」も客からの相談に丁寧に応じている。

 特にビジネス街の立地を重視し、「新たな働き方」に関連した書籍がフロアの3分の1を占める。タブレット端末やスマートフォンの契約、アフターケアのサービスを受けることができるほか、貸し会議室や靴磨き専門店などもある。

 小笠原寛館長は「ネット時代に、ただ本を並べるだけでは売れない。新たなテーマ別の売り場構成やライフスタイルを提案し、来店した客に“気付き”のある店舗を目指す」と話す。

売れる環境づくり

 公益社団法人「全国出版協会・出版科学研究所」によると、26年度の書籍と雑誌を合わせた推定販売額は計約1兆6千億円で10年連続、前年割れとなった。ピークの8年(計約2兆6千億円)から急速に市場が縮小している。

 一方で、アマゾンなどのインターネット通販や電子書籍市場は拡大傾向にあり、書店の経営環境は厳しい。

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